いろいろミニカー

京商の64分の1ミニカーは「くじ」ながらファミリーマートに引き継がれる可能性

京商と言えばラジオコントロールモデルのメーカーとして有名ですが、実はミニカーのメーカーとしても力を持っている会社なのです。模型自動車などにあまり興味がない人であれば、ミニカーのメーカーとしての京商の方が有名かもしれません。

それはコンビニ系列で販売していた実績があるからなのです。「大人のホビー」としてのミニカーを確立させた京商について掘り下げてみましょう。

(ミニカーをショーケースに飾って楽しさと収納を両立)

京商のミニカーと言えばサークルKサンクス

京商のミニカーは1台5万円を超える12分の1スケールの物から、18分の1スケール・43分の1スケールなどが続き、64分の1スケールが最も小さいサイズになります。そして、さらにブラインドボックス方式(中に何が入っているか分からない販売方法)で発売された廉価版の64分の1スケールが大人気でした。

販売していたのはサークルKサンクスで、京商ではこれらのシリーズを「京商 CVS ミニカーコレクションシリーズ」と呼んでいました。その第1弾は2004年11月30日に発売された「フェラーリミニカーコレクション」です。

発売当初は全8車種×3カラーで24種類でしたが、のちに全10車種28種類に増やされています。その後、2016年12月6日に発売された第83弾「フェラーリ ミニカーコレクション12」を最後にコンビニでの販売は終了したのです。

これは2016年9月1日にサークルKサンクスがファミリーマートに吸収合併されたことに伴っての措置です。その後、サークルKサンクスは2018年11月29日に全店がファミリーマートに統合され、2019年9月1日には法人としてのサークルKサンクスも消滅する予定です。

そのため、全83弾約1,000車種がリリースされた京商 CVS ミニカーコレクションシリーズのコンビニでの販売の歴史も幕を閉じました。

総販売台数は1,500万台くらいだったそうです。

京商 CVS ミニカーコレクションシリーズは全88コレクション

CVS ミニカーコレクションシリーズは標準タイプが83コレクションとスペシャルが5コレクションの、合計88コレクションありますが、その中で最も多く採用されたのは「フェラーリコレクション」です。最初も最後もフェラーリでした。

全部で19コレクションあります。また、多くのコレクションは特定のメーカーの車を特集していましたが、ボンドカー特集やアメ車スポーツカー特集、アイルトン・セナ特集と言ったテーマ別のコレクションもあります。さらに、頭文字Dやサーキットの狼と言った漫画原作のシリーズも人気があったようです。

変わり種としては路線バスのコレクションが2回ラインナップされています。軍用車のコレクションもありますね。その他の変わり種では、2005年と2006年の鈴鹿8時間耐久オートバイレースの参加車のコレクションもあります。

さすがにバイクで64分の1スケールでは小さくなりすぎるためか、この2つに限っては32分の1スケールで作られています。こうした人気シリーズもサークルKサンクスの吸収合併によってコンビニでの販売は2019年現在止まったままになっています。

ファミリーマートが方針変更をすれば再び登場するのかも知れませんが、それまではスポット的に登場するだけになりそうです。

ファミリーマートでスポット的にくじとして販売された京商ミニカー

サークルKサンクスがファミリーマートに吸収合併され、ほとんどの店舗がファミリーマートの看板にかけ替えられた2018年3月24日「KYOSHOミニカーくじ」と言う形で販売が開始されました。取扱店舗はファミリーマート+サークルKサンクスです。

多くのくじと同じで売り切ったら終わりですから1~2か月で終わりました。その後、2019年7月末までミニカーくじは発売されていません。ですので、コンビニでのスポット販売は、あったらラッキーぐらいの気持ちで、気長に待つしかないようです。

一方、その後のCVS ミニカーコレクションシリーズは「ねんどろいど」で知られる株式会社グッドスマイルカンパニーのオンラインショップ、 GOODSMILE ONLINE SHOPに販売の場を移しています。

そこではロータス・フィアット500・アルファロメオ・ランボルギーニの4コレクションが発売されましたが、残念ながら2017年1月に発売されたものを最後にリリースが中断されたままになっています。公式には生産・発売の中止についての案内はありません。

しかし、2019年8月現在これらの4コレクションのうち3コレクションが販売終了になっていますし、1つだけ残ったアルファロメオ・コレクションも在庫切れ状態です。

他のミニカーは製造も販売も継続されている

コンビニ販売用の廉価版ミニカーではなく、ホビー用品としてのミニカーは継続的に製造販売が行われています。ただし、2~3千円クラスの64分の1スケールモデルについては2014年を最後に製造は行われていないようです。

CVS ミニカーコレクションシリーズより早く作られなくなったと言うことですね。そして、それ以降は販売店が持っている在庫だけとなっているようです。一方、上級モデルの43分の1、18分の1、12分の1モデルについては積極的に製造販売が継続されています。

2019年8月現在の情報としては、2020年1月に12分の1スケールの京商GTスピリットシリーズ、フェラーリ・テスタロッサ(白色ボディ)が税別38,000円で発売予定となっています。

ミニカーは大人のホビーと言うコンセプト

京商はもともと日本に駐留し、ベトナム戦争に向かう米軍軍人向けの慰問品を取り扱っていた人物が創業した会社です。つまり日本人にとって「おもちゃは子供の物、大人はおもちゃでは遊ばない」という考え方が支配的だった1960年頃に、トイカーを含めたホビーは大人の常識と言うアメリカ人の考え方に触れて、将来の日本人像を描けた人が創業したと言うことです。

そして、それは21世紀の今日を見れば正しい考え方であったと言えるでしょう。ラジコンやミニカーを楽しむ大人を見て「子供の遊びだ」と笑う人はいません。それだけ先見の明があったと言うことですね。そのミニカーも様々な楽しみ方ができます。

12分の1スケールのミニカーは、例えばトヨタのクラウン(220型)の場合、全長が40センチを超える大きなものになります。京商オリジナルの場合、価格的にも4万円から7万円程度と結構高額と言えるでしょう。こうしたものはお気に入りの物を飾っておく楽しみ方になります。

もちろんコレクションして並べておくのも良いですが、たくさん並べようと思うと部屋から準備する必要があるかも知れません。一方、CVS ミニカーコレクションシリーズは数百円で購入できますし、64分の1スケールですから飾っておく場合でも場所を取りません。

結構な大型車であっても、せいぜい全長8センチくらいです。しかし、ブラインドボックス方式ですから、シリーズをコンプリートしようと思うと意外にたくさん買う必要が出てくるかもしれないのです。つまりギャンブルの要素が高いとも言えるでしょう。

いずれにせよ子供にとって手の出る物ではありません。大人のホビーとして楽しめる物だと言えます。

参照「ミニカー買取」:買取コレクター:【ミニカー買取】20%UPキャンペーン中!『買取コレクター』

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